2020.3 イシューとタンクローリー
イシュー(目的)とタンクローリー
イシューとは本質、論点、目的。
*1 タンクローリーに関係する人々
所有者である会社、 →利益
出資者である株主、 →配当
経営者 →委任された義務 ←各々、目的が違う。
我々に仕事を出す荷主、 →経済活動(利益)
納入先とその店の消費者。→転売益(利益、利便)
タンクローリーを運転することの目的☞ 労働契約に基づく労働の対価。賃金。やりがい。
運転が好き、実益が叶う。
三石の目的は賃金と会社を残すこと。
三石は前職で組合活動に参加させてもらっていたのですが、病気が原因で乗務員が出来なくなって退職しています。
生活の基盤を失い、なかなか就職できずにいたときに拾ってくれたのが、この会社です。
人とのご縁で、勉強する機会があって、でも失業し、ここで皆と巡り会って仕事をしている。
確かにこき使いやがって!と思ったこともあります。
それでも三石を選んでくれた、この会社には恩があります。
だから面倒くさい話をする。
これまでにした安全に関連する話が少数の人には理解する、納得する、習慣化する。に至っていなかったようです。
ではなぜ?トラブルを防げなかったのか?
利害が一致して目的を共感ができるものとして納得できてさえいれば注意深く行動することができていたのではないか?
目的(運転をする目的)
自分の生活の基盤は今どこにありますか?
会社との労働契約、賃金=労働契約上の義務、責任
安全、利益、継続=会社が残る
経験と知識=10.20年と培った業界での経験
行動=皆で作る健全な会社、自らのいる職場環境をより良いものへと変えていくこと。
会社が残る=自らの生活を守る
行動(変化)
皆が気持ちよく仕事をするうえでのこのイシュー。目的。
賃金であり、やりがいであり、家族の幸せ。
安全、利益、継続を出するための経験と知識を持っていることで、自らのいる職場の安定につなげる。
理由、目的、共感があることが理解を促進し、自分の考えに落とし込んだことで自覚(自然承認≠人為的承認)になる。
自分の考えだから行動に移せる。
それが習慣となる。